中医薬膳では

全てのものに効能があり、自分の体質や体調によって必要なものを選ぶ、という考え方をします。

「全てのものには役割や効能がある、そして自分を知り必要なものを選ぶ」この考え方がわたしは大好きです。

 

そして季節のめぐりの美しさと豊かさ、生きていることの不思議を

一緒に発見したり共有したりする時間になればいいなとおもっています。

 

季節の養生と家庭薬膳教室のテーマは

「知ることで選べる」

食べることを通じて自分や大切なひとの心やからだに目を向けいまの状態を知り、そこに少しの知識があれば身近な食材もその人にとっての薬膳になりお薬になります。

 

食材は基本的に近くで安全に大切に作られた旬のものを、そして丁寧につくられた調味料をつかいます。

 

基本的には動物性、乳製品不使用、菜食ベースです。

お肉類や乳製品は私が食べられず味見ができないので

使うことはありません。

消化に負担がかかる方も多いので、違うかたちを

提案しています。

 

魚介類や卵は効能的にも必要であれば使う時もあります。

そのあたりは、絶対こうです、こうでないとダメです、とくくらずに自由でありたいとおもっています。その時の出会いと感覚も大切に。